1998年 8月15日 北浅川上流部のヤマメ


今年の夏は冷夏なのか、それとも未だに梅雨の延長なのか・・・
いつまでもスッキリしません。いったいどうなっているのでしょうか?

お盆になっても天候不順な日々が続くので、
例年の夏のキャンプは中止しました。
家の周辺でのんびり過ごす事にして、春から行きたい、
行きたいと思っていた北浅川上流部(案下川)に行ってきました。

「思い立ったが吉日」なので、さっそく準備開始です。
エサのミミズを、庭の片隅にある家庭菜園から掘り出しました。
このミミズは、ヒマな時に近所の山から取って来て、菜園に放しておいたものです。

遅い朝食をとり、家を出たのが9時半過ぎ。
のんびりと原付を飛ばして、10時頃に最初のポイントに入りました。

チョコチョコとアタリはあるのですが、釣れるのはハヤを中心として、
小さなヤマメばかり。
「こりゃあ、もしかすると先行者がいるのかな?」
と思いましたが、案の定でした。

ツイていない時は悪い事が重なるもので、
エサ箱のミミズが集団脱走!
仕方がないので川虫を獲って、上流へ向かう事にしました。
陣場高原下の、終点1つ手前のバス停から、再度川に入りました。

ポツポツとアタリはあるのですが、型は今ひとつ。
薮を抜けて、さて竿を出そうとすると、目
の前を良型のヤマメがスイッと逃げて行きます。
手の届く所で、必死に隠れようとしているのまでいる始末!!

これでは先が思いやられる・・・と悲観的になっていたら、
良型のヤマメがエサに食いつきました!チ
ャンス到来と思いきや、天は我を見放したか!
針掛かりが浅いのか、手応えだけ残してバレてしまいました。
ポイントを変えて、
気持ちも新たに釣り始めたのですが、
雲行が怪しくなってきました。
この淵を攻めたら上がろうと思っていると、
目印がスーッと横に走り、
合わせると良い手応えが!

これはイケると丁寧に取り込み、
ゲット!良型のヤマメを、
最後の最後に手にする事ができました。
上がった途端に雨が降り出したので、
急いで原付のある場所まで戻り、帰宅しました。

ヤマメは解禁からすでに5カ月目なので、
かなりスレています。
しかし、いるのは確実ですから、
細心の注意を払えば、それなりの釣果は
望めると思います。












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