1998年 7月 3日 奥多摩周遊道路脇の沢でイワナ2


7月に入り、暑さがますます激しくなってきました。この季節になると、
下流部での釣りは、暑さとの戦い。
渓流魚達も、上流の涼しい場所に、移動してしまいます。

今年の雪で倒壊した山小屋を建て直すために、
毎週のように、沢に来てはいるのですが、
荷揚げと建て直し作業でクタクタになり、
小屋のすぐ横の沢に、竿を出すヒマさえないうちに、
7月に入ってしまいました。

小屋の解体作業も一段落して、基礎を打つ段階に入りました。
長期戦の様相を呈してきたので、山で1晩過ごせるよう、
食料を上げなければなりません。
ただ食料を運ぶだけではつまらないので、
そのついでに、沢伝いに釣り上がる事にしました。

背中に7kgほどの荷を背負い、
釣り竿片手に沢を上がると、すぐにアタリが。
10cmほどの小さなイワナです。
次の再会を約束して、リリース。

4月の時の水温とは違い、心地良い冷たさです。
まだ、キープサイズのイワナは釣れませんが、
アタリだけは、飽きない程度に来ました。
最初にキープサイズを手にしたのは、
橋のたもとのヤマメ。
なかなか優雅な姿で、うっとり。
イワナも続けざまに掛かりましたが、
針を飲んでしまったため、キープ。
その後、小屋の近くまで釣り上がりました。
上がりの駄賃は
ヤマメ1匹、イワナ2匹と、
まずまずの釣果。
記念写真を撮り、食料を小屋に仕舞い、
下山途中の駄賃で、これまた、
ヤマメ1匹、イワナ1匹を釣り、
ルンルン状態です。

行き帰り合わせて、
ヤマメ2匹、イワナ3匹。
荷揚げの駄賃としては、最高の状態でした。












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