1998年 3月28日 多摩川本流青梅付近状況
 

前日に「明日は多摩川の放流日だから、
5時半に起きよう」と心に決め、
早く寝ようとしたのですが、
どうも子供がうるさくて眠れません。
23時過ぎにやっとこさ布団に入り、
眠りにつく事が出来ました。

次の朝、目を覚ますと7時過ぎ、
完璧な寝坊です。
慌てて支度をして家を飛び出し、
車に乗り込み走り始めて数分、
忘れ物がある事に気づき、取りに行く事2回。
途中コンビニで昼食を買いながら、
何処に行こうか悩んだ末、
一番近くて駐車場の心配のない
青梅の釜の淵に行く事にしました。

8時過ぎに近いほうの駐車場に
空きがないかチェック。
ない事を確認して交差点横の
グラウンド(??)に車を止めました。
休日、公園の駐車場が一杯になり、
路上駐車をする人が多いので、
最近このグラウンドが無料駐車場として
開放されるようになりました。
これはとてもありがたい事で、
駐車場の心配をしないで済むので
大変助かります。
3月から9月頃までの休日に
開放されている事が多いようです。

川に行く途中で、漁協のイケスを
積んだ車に追いぬかれて慌てていると、
目の前に漁協の腕章をしたおじさんが
「そんなに慌てないでいいよ。
車が早く来すぎてまだ人間が集まっていないんだよ。
集合時間を9時で回したから・・・」と、
うれしいお言葉。
のんびり川に向かい支度を始めました。

例年よりは人が少ないようで、
なんとか8時半過ぎに川に到着。
いつもの場所はすでに先客があり、
その少し上で釣る事にしました。
水量が心持ち少ないようです。
すでに川に立ち込んでいる人が多いようで、
よくよく見ると、私の釣ろうとするポイントの
流れ出しに立ち込んでいる人が…。
なんだか不吉な予感。悪い予感は良く当たるもので、
普段なら放流後10分もすると私がいるポイントに
魚が入って来るのが見えるのですが、
今回はなしのつぶてで、
20分待っても1時間待っても来ません。
下流から上がってくる魚が、
立ち込んでいる人を避けて岩の流芯側を回って
上流に向かっている様子でした。

岩の下流の浅瀬に場所を替え、
再度挑戦するとポツリ、ポツリと釣れ始めました。
そのうち、根がかりで針を取り替えようと、
針巻き機を使おうとすると何故か動かない。
ツキに見放されているときは
どうもやる事なすこと悪いほうに行くもので、
何とか針を結び釣り上げた
イワナを魚篭に入れようとして、手
を滑らせて2匹も逃がしてしまいました。
午後になり、たくさんいた人たちも少しづつ帰り始めました。
15時過ぎに本日の釣果の写真を撮り、
釣り歩きながら車に向かう間にヤマメを2匹釣り上げ、
17時半過ぎに川を上がり、車に戻りました。

秋川と比べてみて水温が低く、
魚の活性が悪いようです。
4月中過ぎまで食いの浅い状態が
続くものと思われます。
釣果
ヤマメ 4匹
イワナ 2匹
ニジマス 3匹












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