1998年 3月20日 秋川で50センチのレインボー  

予定していた仕事の日程が順調に進みすぎて暇ができてしまいました。
まあ土日は予定があるので完全に暇なのは金曜日一日だけですが、
暇が出来るとムラムラッと沸き上がるのが「釣りに行きたい」という欲求です。
この欲求に素直に従って、再度、五日市駅下の秋川へ行って来ました。

のんびりと家を出て、途中コンビニでウーロン茶とパンを買い込み、
川に着いたのが9時半頃、先日楽しく釣れた場所を探ってみますが、アタリなし。
そこで、堰堤の落ち込み付近を探ると、ポツポツとニジマスにヤマメ混じりで釣れ出しました。


しかし型は確実に落ちていて、ニジマスは平均15〜18cm位。
リリースしようかと思いましたが、ほとんどが7号の針を飲み込んでいるため、
リリースしても余命が余りないと判断。口先に掛かった魚以外は胃袋で成仏して頂く事にしました。

実際、流れの中にはリリースされた小さな魚が何匹か、白い腹を見せながら沈んでいました。
昨年、道志川でも同じ光景を見て、
「リリースするならば釣ってからの魚のダメージを最小限にすべき」
だと思いました。ダメージを受けた魚はほとんどが数日間で死んでしまいます。

特に針を飲み込んだ魚は、よほど針を上手に取らないとだめですね。
小さいからと針を飲み込んだ魚をリリースする人がいますが、
魚にとってはすごく残酷な事で、瀕死の状態で川に返されてもほとんどが死んでしまいます。

このように、ちょっと考えさせられるシーンもありましたが、
1時半頃、遅い昼食を食べる時までには、ある程度魚が魚篭に貯まりました。

昼食後、餌のイクラが少なくなってきたので
ブドウ虫に替え、堰堤の横の魚道を探ると
キープサイズのニジマスが釣れて気分は最高。
堰堤の魚道がUターンして堰堤の
落ち込みとぶつかるポイントの
岸ぎりぎりに仕掛けを落とすと、

目印がふっと止まりました。
「はて、根掛かりかな??」
と思って竿を立てると、
地球を釣っている状態と同じ感触で、
ハリスを切らないように上手く取ろうと
思った瞬間、
今までとは明らかに違う感触の
強烈な引き。

あわてて魚道の脇を
竿を立てながら、
落ち込みの下流に体を移動させて、
糸の先を見ると、
かなり大きな魚の影が見えます。
魚のパワーは物凄く、強引に寄せればハリスが切れそうな感触。
ひょっとするとコイが掛かったのかもしれない、
竿が折れなければいいな、と考えながら、
ともかく魚がなんであるか確認しようと必死に水面を眺めると、
赤い筋が見えます。もしかしたらニジマス??
それにしても大きい!
過去に40cm弱のニジマス釣った時とは桁違いである。

釣り上げるには浅瀬に誘導してたもに取り込まないと無理、
周りを見て取り込みに向いている浅瀬に
魚と体を少しづつ移動させて、
無事取り込みに成功しました。

取り込んでビックリ。

35cmのたもが小さすぎて魚が
はみ出してしまいます。
魚篭には到底入らない大きさで、
ここで針を外しても魚が暴れたらお終いと考え、
車まで戻って針を外し、
積んであるクーラーに入れようとしましたが、
3分の1位はみ出してしまいます。
しかも魚が暴れてすぐクーラーボックスの外に
出てしまうので、大人しくさせるために
お昼のコンビニの袋に魚を押し込んで、
袋を縛ってようやく蓋を閉められました。

大人しくなってから、
サイズを測ると50cm、重さは1.2kgありました。
ニジマスというより呼び方よりも、
まさにレイボートラウトもしくはスチールヘットと
言った方がぴったりという感じの大きさでした。
何を食べているのか調べようと腹を割くと、
お腹の中から10cm位の魚が出てきたので、
大きくなると魚食性が出るということが納得できました。

犬を散歩させていた近所の子供が魚を見て、
「30cm位のは、良く見るけどこんな大きいのは初めてみた」。
おじさんも川でこんな大きいのは初めてです。


小1の娘と。大きさがわかるでしょ?

当日の釣果

50センチのレインボー
<データ>
日時 3月20日
場所 秋川、秋川街道の橋の下の堰堤の落ち込み
竿 6.1m
道糸 0.8号
ハリス 0.3号
針 ヤマメ針6号
餌 ブドウ虫
魚種 レイボートラウト
サイズ 50cm
重さ 1.2kg












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