1998年 5月24日 道志川下流部状況
 

5月23日〜24日、今シーズン初めて、道志川に行って参りました。

ことの起こりは、友人からの電話。「たまには一緒にキャンプでも行かないか?
一緒に連れて行く会社の後輩が、できれば釣りが出来るところがいいと言っている」。

詳しく聞くと、最近始めたばかりで、あまり上手ではないらしいとのことでした。
なるべくなら食べられる魚がいいと、なかなか難しい注文。
また、どうせ行くならヤマメが釣りたい…とも。

この時期、解禁日から攻め続けられたヤマメは、
ほとんどがスレカラシ状態で、初心者は、相手にしてもらえない事が多い
。この状態ではたして釣れるかどうか??

いろいろ考慮した結果、行く場所は、静かで夜は余計な外灯がなく、
初心者(キャンプも釣りも)でも当たり外れの少ない、
道志川下流の音久和キャンプ場にしました。
ここは、自然の状態の河川敷を利用して、川自体もよけいな工作物が少なく、
キャンプサイトの横で比較的良いサイズのヤマメが来る場所、
と言うより、一般の釣りに来る人は、
キャンプサイトは敬遠して上流か下流にすぐ行ってしまうので、
魚が残っている訳でして・・・・
23日、昼過ぎにキャンプ場着。
下を見ると、「あれれれ!!」川が2本に!!
キャンプ場の奥さんに話を聞くと、
山梨県の土木事務所が勝手に川を2本にして、
現状回復の約束を果たさず、
そのままにしていってしまったとの事。
ちなみにこのキャンプ場は神奈川県。
「バカヤロー」の気持ちを抑えつつ、
友人と再会の宴をして、
テントを張る前に釣り始めました。
テントサイトの前から下流部を攻めると、
先行者がいましたが、
小さいヤマメがそれなりに遊んでくれました。
夕方17時位までに、
1匹塩焼きサイズを釣る事ができましたが、
家から持参したニジマスとイワナと合わせて、
夜の宴の肴で胃袋の中に消えて行きました。

翌朝(24日)は根性が入り、
午前4時から釣り始め。一緒に来た友人の後輩も、
前日小さいヤマメが釣れたことに気を良くして、
この日は塩焼きサイズを目指して挑戦するとのこと。
小さいヤマメは弱って泳げない状態のものを
除きすべててリリース(今回はキープゼロ)してきました。
朝食前に何匹か針には掛かりましたが、
掛かりが浅く全部ばらしてしまいました。
朝食後、今度は上流部に行きましたが、
さすがに人が多く、
まともなポイントはすべて攻略されて、
魚は遊んでもくれません。
状況をよく分析すると、
こちら川の岸寄りに流れが来ており、
岸はボサ状態。
水深もそれなりにあり、魚がいそうな感じです。

作戦変更で、岸寄りのボササイドをねらう事にして、
ボサ越えで岸寄りを攻めると、
200m位の間で、ニジマスとヤマメをそれぞれ1匹ずつ、
塩焼きサイズを手にする事ができました。
その後、天気が崩れてきたので、
テントの撤収作業をして、昼過ぎに帰りました。

友人たちも、
それなりに小さいヤマメが遊んでくれた事が楽しかったらしく、
各人それなりの満足で終わりました。
1年半ぶりの道志川で釣果があった事が大満足でした。












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